三木 亘『世界史の第二ラウンドは可能か』(これからの世界史2)1998年、平凡社
アーカイブ
アラビアンナイト(7)
- カマル・ウッ・ザマーンの物語(またはシャハリマーン王とその子カマル・ウッ・ザマーンとの物語)前巻からの続き
- アラーッ・ディーン・アブーッ・シャーマートの物語(ほくろのアラディン物語)
アラビアン・ナイト(6)
前嶋信次
- 前半は動物寓話が続く
- アリー・ビン・バッカールとシャムス・ウン・ナハールとの物語
アリーはペルシアの王子でシャムス・ウン・ナハールはハールーン・アル・ラシードの寵妃。お互いに想いをよせながらも結ばれることなく二人とも死んでしまう。 - カマル・ウッ・ザマーンの物語(シャハリマーン王とその子カマル・ウッ・ザマーンとの物語)
女嫌いの王子と男嫌いのブドゥール姫が鬼女たちのいたずらによってめぐり合う
アラビアン・ナイト(5)
前嶋信次訳
- オマル・ブヌ・アン・ヌウマーン王とそのふたりの御子シャルカーンとダウール・マカーン、そしてこの人たちに起こった驚異・珍奇な物語
- タージル・ムルークとドゥンヤー姫の物語―恋いこがれたものと恋い慕われたもの―
(コンスタンティノープル包囲中に大臣ダンダーンが語る) - スライマーン・シャーの話
- タージル・ムルークの話
- アジーズとアジーザの話(性悪女に騙されまくりのダメ男アジーズとしっかり者でけなげな従姉妹アジーザ)
- タージル・ムルークとドゥンヤー姫の話◎(タージルが商人に身をやつしドゥンヤー姫に近づく)
- ダウール・マカーンがコンスタンティノープルの包囲からバグダードに帰る話
- ダウール・マカーンと火夫との話
- ダウール・マカーンが病にてみまかる話
- カーン・マー・カーンとクディヤ・ファカーンの話
- カーン・マー・カーンがバグダードから旅に出る話
- カーン・マー・カーンと牧人との話
- カーン・マー・カーンと騎者ガッサーンとの話
- カーン・マー・カーンがギリシア人と戦う話
- カーン・マー・カーンがカハルダーシュと闘う話
- カーン・マー・カーンとサーサーン王の話
- ハシーシュ食いの話
- カーン・マー・カーンが捕らえられたのち、助かる話
- 牧人マンハードの話
アラビアン・ナイト(3)
- ヌールッ・ディーン・アリーとアニースッ・ジャリースの物語
女奴隷を購入するよう王に言われた大臣が、購入した女奴隷を家に滞在させているとき大臣の息子とその奴隷が恋に落ちる。二人は1文無しになり悪い大臣に嵌められバグダードに逃げる。バグダードの美しい宮殿や庭園が描かれている。 - 狂恋の奴隷ガーニム・イブン・アイユーブの物語(または商人アイユーブとその息子ガーニムおよびその娘フィトナの物語)◎交易の様子
商人とカリフの愛人との禁断の恋物語 - 黒奴ブハイトの因果話
- 黒奴カーフールの因果話
- オマル・ブヌ・アン・ヌースマン王とそのふたりの御子シャルカーンとダーウル・マカーン、そしてこの人たちに起こった驚異・珍奇な物語
- シャルカーンと大臣ダンダーンがオマル・ブヌ・アン・ヌースマン王の命を受け、コンスタンティノープルの皇帝アフリードゥーンを助けるためアルメニア王との戦に出発する話
- シャルカーンとハルドゥーブ王の娘アブリーザ姫との話
- アブリーザ姫とオマル・ブヌ・アン・スウマーン王の話
- アブリーザ姫とガドバーンという黒人奴隷、およびその者が姫を殺害する話
- ハルドゥーブ王が母のダートッ・ダワーヒー老夫人と商議する話
- シャルカーンが父王のもとを去り、ダマスクスに滞在する話
- ダウール・マカーンが妹ヌズハトッ・ザマーンとともに父に内緒で聖地巡礼に出る話
- ダウール・マカーンとヌズハトッ・ザマーンが聖地巡礼より戻り、エルサレムにて互いに別れる話
- ダウール・マカーンと浴場の火夫との話
- ヌズハトッ・ザマーンとハンマードという牧人の話
アラビアン・ナイト(2)
- 三つの林檎の物語
- 大臣ヌールッ・ディーンとシャムスッ・ディーンの物語
- せむしの物語
- クリスチャンの仲買人の話
- お台所監督の話
- ユダヤ人の医者の話
- 裁縫師の話
- 理髪師の話
- 理髪師の一番目の兄の話
- 理髪師の二番目の兄の話
- 理髪師の三番目の兄の話
- 理髪師の四番目の兄の話
- 理髪師の五番目の兄の話
- 理髪師の六番目の兄の話
- 裁縫師の話の結末
アラビアン・ナイト(4)
アラビアン・ナイト(1)
前嶋信次訳『アラビアン・ナイト(1)』平凡社、1966年
- 枠物語
- 商人と魔王との物語(1-3夜)
- 一番目の長老の話(羚羊=妻)
- 二番目の長老の話(二匹の犬=兄たち)
- 三番目の長老の話(雌驢馬=妻)
- ユーナーン王の大臣の話(漁夫が魔王に話す)
- シンディーバード王の話(ユーナーン王が大臣に話す)
- 裏切ものの大臣の話(大臣がユーナーン王に話す)
- 第一の遊業僧の話
- 第二の遊業僧の話
- 妬み男と妬まれ男の話
バグダードの金持ちと奴隷娘の物語(第897~899夜)
池田修訳『アラビアンナイト(17) 東洋文庫530』1991年、平凡社
【あらすじ】
父から莫大な遺産を引き継いだ裕福な男性が奴隷娘に恋をし彼女を買いとる。2人は相思相愛で、男性は娘のために金を使い果たし一文無しになる。そこで娘が自分を売るよう薦める。バスラのハーシム家の旦那が娘を買い、男性と娘は泣く泣く別れた。
女奴隷タワッドゥドの物語(第437~462夜)
前島信次訳『アラビアンナイト(10) 東洋文庫356』1979年、平凡社
【あらすじ】
豪商の息子アブール・フスンは、父の死後分別を失い放蕩を尽くしてついに全財産を食いつぶし、残ったのは父の残してくれた若い女奴隷タワッドゥドだけであった。彼女は容姿が美しい上に、諸般の技能に秀で教養も抜きんでていた。主人の窮地をみたタワッドゥドは自分をアッバース朝第五代カリフ、ハールーン・アル・ラシードに一万ディナールで売るように申し出る。