高齢者のためのユーザインタフェースデザイン―ユニバーサルデザインを目指して

ジェフ・ジョンソン, ケイト・フィン, 榊原直樹 訳、2019年、近代科学社
高齢者のためのユーザインタフェースデザイン

104、短期記憶の減少

110、異なる状況間でのスキルの移転(一般化)が少ない。

149、アイコンの意味がわからない(例:歯車=設定)。アイコンよりも言葉に注意を向ける。言葉に意味がある。

151、筋肉の記憶(例:スクロールとスワイプは逆)は古いジェスチャーを放棄して新しいものを学習するのは困難。

48、175-176、失敗したときのリスク、間違い、何かを壊すことを恐れる。1つクリックするために1ページ全部を読む。
効率的より慣れた方法を好む。間違っていないことを確認したいので、操作のたびごとに結果を再確認しより長い時間がかかる。

177、テクノロジーに関する自信が低いと、高齢者は簡単にあきらめる(Leung et al., 2012)。困難に遭遇したときタスクを放棄する可能性が若年成人の2倍(Pernice et al., 2013)。放棄するとは電話すること。

第10章 高齢者との共同調査 高齢者と共同調査するための指針。