フェリックス・ファブリの巡礼記にみるマムルーク朝末期のドラゴマン

喜納 孝太郎、フェリックス・ファブリの巡礼記にみるマムルーク朝末期のドラゴマン、『史学』第八六巻 第一・二号、2016年、73ページ

一般的に、ドラゴマンとは主に公的通訳のこと。
東地中海を中心にエジプト・シリアなどアラブ世界とイタリアなどの商業都市などとの通商、商取引などの仲立ちをした。エルサレムなどの巡礼地でも通訳がみられる。

14~15世紀のヨーロッパからの巡礼
一般的
船でヤッフォーに到着→エルサレム巡礼→来た船でヤッフォーから帰国
経済的余裕と危険
船でヤッフォーに到着→エルサレム巡礼→シナイ半島(聖カトリーヌ修道院)→(紅海)→カイロ→アレクサンドリアから帰国

ドイツの聖職者フェリックス・ファブリの巡礼記には5人のドラゴマンが現れる
サバティタンコ
エルファーロ
タンゲルダン
ハリュ
シャムベック

応神と仁徳に隠された海人族の真相

伴 とし子『応神と仁徳に隠された海人族の真相』2012年、新人物往来社

大丹波王国について調べていると、大丹波王国論(丹後王国論)を研究しているという伴とし子氏の名前をよく目にする。同氏は「古代丹波歴史研究所」の所長である。この研究所には一般の人も入会することができる。
まずは、一度著書を読んでみることにする。
続きを読む

タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く

井上 教子『タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く』2014年、山川出版社
タロットの歴史

タロットカードの歴史について書かれた本。占いの本ではない。
ただし、占いをする際に知っておいた方が役立つだろう。
西洋史と西洋美術史の知識があると、理解しやすい。
続きを読む

大英博物館展 -100のモノが語る世界の歴史

神戸市立博物館

人類誕生から現代までの歴史を大きく8つに分け、100のモノから読み解く。

「第一章 創造の芽生え」がよかった。

モノづくりと言語は脳の使う部分がほぼ同じである。
言語による記憶でモノを作る手順を覚えることができ、何度でも同じモノが作れる(同じことができる)